無限の豊かさに生きる

ガンジーは善人か? それとも悪人か?

獅々田良丸

独りひっそりビジネス学び歴3年目。職場の人間関係で悩みお腹は空くが胃が痙攣し食べ物がのどを通らなくなる。社会になじめず将来の不安を抱えていたころ奇跡的にメンターの松田悠玄さんと波動が共鳴。今ではメンターのお教えをもとに時間と場所を超越した働き方を実現しつつあります。

高校2年生のころに、世界史のせんせーからこんな質問をされました

「世界的に見て、人格者の偉人って誰が思い浮かぶ?」

僕は、パッと頭に浮かんできたガンジーと答えました

ガンジーと言えば、インド独立の父で、独立運動のときにも非暴力・不服従を掲げていて・・・

ガンジーこそ、THE人格者だろうと自信をもって回答しました

そんな、僕の回答を聞いたせんせーはこう言いました

 

「ガンジーは実は、カースト制度に賛成していたから、人格者かどうかはあやしいところがある」

 

そのときは、へぇ~くらいに思っていました

ですが、最近になってそのできごとを、ふと思い出したとき何かがひっかかる・・・

「非暴力を訴えたガンジーが、本当に差別に賛成するのかな?」

あれから、10年経った今、フツフツと疑問がわいてきたのです

 

時代背景を知るとガンジーの真意が見えてくる

さっそく、調べてみました

どうやら、ガンジーが、カースト制度に賛成したという話し・・・

実は、職業固定の部分だけで、差別には反対していたようです

つまりガンジーは、差別制度のみカースト制度から、撤廃させようとしていたということです

 

当時、インドはイギリスの植民地でした

だから当然、産業革命の影響を強く受けていました

イギリスから入ってくる

鉄道や、はた織りの機械化の影響で、大量のインド人が失業し苦しい生活をしいられていたそうです

そして、ガンジーはその状況に、胸を痛めていたそうです

 

そう考えると、ガンジーがカースト制度に賛成していた話しは、少し見かたが変わってきます

ガンジーは、たくさんのインド人たちが職を失い、明日の生活すらもままならない

そんな、当時のインドの状況を見て、ベストな解決策はないのか?

と考えていたと言えます

それに、当時はまだ、職業の自由なんてない時代です

各々が、与えられた仕事を全うすることで、社会が円滑に回る

もしかしたら、そんな考えもあったかもしれません

 

真理とは、表と裏の情報を両方知ることで、はじめて浮かび上がってくる

"カースト制度に賛成した"

この文面だけ見たら、差別を肯定するひどい奴。と見られてもおかしくないです

でも、当時の時代背景や、ガンジーの意図を深く掘っていくと、カースト制度賛成には深い意味があることに気づきます

このことからわかるのは・・・

ものごとは、見る側の視点や解釈しだいでいくらでも、白にも黒にも染まるということです

 

アルファソートを学んだおかげで、ものごとに白や黒という色はないと、気づかさせていただきました

そして、アルファソートを学んだからこそ

ふと、このできごとに疑問が浮かび

新しい学びの機会を、得ることができたのだと思います

 

ものごとを見るときに、中立の立場から見る大切さに、気づくことができたのだと思います

アルファソートは、すべてのできごとを学びと気づき、そして成長の糧にしてくれる

特別で、神聖な教えです

 

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